モンスターハンター 地蔵流 片手剣道場

地の巻| 水の巻| 火の巻| 風の巻| 空の巻

地蔵流片手剣道場 トップページ>空の巻(武器について)


スポンサーリンク

片手剣は、なぜ、属性武器が有効なのか?

ここでは、武器について指南する。
他の流派の多くは、片手剣は、手数武器だから属性が付いた武器を使うべき。
と、指南している。
極端な所では、属性が付いていない武器を使っている片手剣使いを低く見る所もある。
なんか、疑問が出ないか?
手数武器なら属性ではなく、物理を重視しても良いのではないか?と。
しかも、他の流派では、なぜ、手数武器だから属性が有効か?
その理由を説明していない。
まずは、武器の事を語る前にこの疑問に答えておく。

属性攻撃には、モーション値が乗らない

物理攻撃のダメージを算出する場合、武器の元々の攻撃力、斬れ味、モーション値、スキル等々・・・・・
の要素が絡む。
モーション値と言うのは、「水の巻」で指南した技の所の「威力」と書かれた数字の事じゃ。
初心者にも分り易くする為にあえて威力と書いた。
実は、モンスターハンターシリーズは、表示されている武器の攻撃力よりも、このモーション値が高いか低いかで、大きくダメージに差が出る。
一撃のダメージが大きい大剣などは、このモーション値が高く設定されている。

実は、物理ダメージには、このモーション値が関わるのだが、属性のダメージを算出する時には、このモーション値は、全く関係ないのじゃ。
関係するのは、斬れ味じゃな。
斬れ味が良いほど、属性のダメージも大きくなる。
これが、何を意味しているのか?
簡単に説明すると、同じ属性値なら大剣で敵を攻撃しても片手剣で攻撃しても属性ダメージは同じなのである。
ついでに言うと、「斬り上げ」で攻撃しても「水平斬り」と攻撃しても「回転斬り」で攻撃しても属性ダメージは、変わらないのである。
モーション値や技で属性のダメージが変わらないのだったら、素早い攻撃で手数を稼いだ方が属性のダメージを稼ぐ事が出来る。
だから、手数武器である片手剣は、属性武器を使え。
と、言われているのである。

片手剣と属性武器が相性が良い事は理解出来たと思う。
しかし、一つ注意が必要じゃ。
モンスターハンター4Gで敵に与えるダメージの殆どは、物理ダメージなんじゃ。
いくら、手数を増やせば、属性ダメージを稼げると言っても、敵に与えるダメージの割合は、物理ダメージの方が大きいのじゃ。
余程、物理ダメージが通り難く、属性ダメージが通り易い肉質の敵でもない限り、物理ダメージの割合の方が大きい。
よって、属性ダメージが付いた武器を選ぶときは、属性値よりも物理ダメージが大きい方を選んだ方が良い場合が多い。
実際に自分でダメージを計算すればわかるじゃろう。
ネット上に簡単に計算出来る所があるので、そこを使うと良いじゃろう。

モンスターハンター4Gダメージ計算機

状態異常攻撃

属性攻撃の話をしたので、状態異常攻撃の指南もする。
状態異常攻撃とは、「麻痺」「睡眠」「毒」「爆破」の4種類ある。
これは、ちょっと特殊な攻撃である為に説明が長くなるが重要なので、心して聞く様に。

まずは、「毒」を例にする。
状態異常の武器は、攻撃が命中した時に三分の一の確率で状態異常値が敵に蓄積される。
どれだけ蓄積されるかは、武器を見て欲しい。
例えば、「毒200」とあった場合、その数値の十分の一の数値が敵に蓄積される。
この場合だと、20だ。
これは、「麻痺」「睡眠」「爆破」どれでも同じじゃ。
そして、ある一定の数値が敵に溜まるとそれぞれの効果が発動する。
「麻痺」なら敵が痺れ、「睡眠」なら敵が眠り、「毒」なら敵が毒になり、「爆破」なら爆発してダメージを与える。

どれだけ蓄積させれば効果が表れるかは、敵によって違う。
また、一度、状態異常になると、敵に耐性が付き、再び状態異常にする為には、より多く蓄積させる必要がある。

蓄積された数値は、時間によって徐々に低下してしまう。
よって、なるべく短時間に手数を稼いで蓄積させる必要が出て来る。
ただし、「爆破」だけは、時間による蓄積値低下がない。

地蔵流では、「毒」「爆破」の状態異常の武器をすすめる。
理由は、汎用性が高いからである。
「毒」が全く効かない敵は、大型の敵とガルルガだけだ。
「爆破」に関しては、全ての敵に効果がある。
もちろん、効きやすい敵とそうでない敵がいるので、効率良くダメージを与えるなら敵の弱点を付く属性攻撃じゃが、相手を選ばず使える「毒」「爆破」の武器は、今、これを読んでいる、おぬしの様なめんどくさがりやにピッタリじゃ!

「状態異常攻撃強化」(特殊攻撃)のスキルを発動させると、状態異常値が上昇するが「毒」に関しては、あまり意味がないと、地蔵流では考える。
何故ならば、異常状態値が上昇しても毒自体のダメージが上がる訳ではないからじゃ。
あくまでも、毒状態にしやすい だけじゃ。
それだったら、別の有効なスキルを発動させた方が良い。
「爆破」については、「ボマー」(爆弾強化)で、同じく状態異常値を上げる事が出来る。
これについても「毒」と同じく、爆発のダメージが上がるのではなくて、蓄積値が多くなる=爆破しやすくなる。
だけなので、あまり意味がないと考える。
ただし、他の流派では、「スタイリッシュボマー」と呼ばれる戦法がある。
「高速設置」(罠師)のスキルと合わせて爆弾を高速で設置し、起爆し、回避で爆風を避ける。
と、いう戦法だ。
この様に「爆破」の蓄積値を上げるだけでなく、上記の様な戦法を使用するなら「ボマー」(爆弾強化)のスキルも活きて来るのでアリじゃな。

ちなみに極限状態のモンスターには、状態異常攻撃は、無効じゃが抗竜石の「属撃」を使えば、状態異常攻撃が有効になる事も覚えておいて損はないじゃろう。

地蔵流おすすめ武器

地蔵流おすすめの武器を紹介する。
なお、ここでは、作り易さは、考慮していない。
汎用性のある武器の紹介だけに留めておく。
属性武器に関しては、各自考えて答えを出す様に。
これは、ワシからおぬしに出す宿題じゃ。
絶衝剣 [虎王]

ティガレックス希少種から生産出来るどこにでも持っていけるスーパー片手剣じゃ!
他の流派では、属性が付いていないと言う理由で、馬鹿にする者もいるが、そういう輩は、うわべだけの性能しか見ておらん愚か者じゃ!
この剣の良い所は、素で長い斬れ味の白じゃ。
斬れ味+1(匠)を発動させると、紫の斬れ味ゲージが出るが、短すぎるので、あえて斬れ味+1(匠)は、発動させない方が良い。
これだけ長い白ゲージなら「業物」(斬れ味)も入れなくても良いじゃろう。
その分、他の有効なスキルを発動させた方がこの剣が活きる。
この剣の良さは、白のケージが長いので砥石を使う頻度が少なく、スキルに自由度高い事じゃ。
おまけに攻撃力も420と高く、会心が20%あり、スロットも1ある。
唯一の欠点は、見た目がカッコ悪いと言う事だけじゃな。
「ゲリョフランキスカ改」
「ルナティックローズ」


どちらも「毒」の状態異常武器だ。
「ゲリョフランキスカ改」は、攻撃力が350と低いが、毒580と、驚きの蓄積量だ!
この武器を適切に使えば、敵を常時毒にさせ続ける事が出来る。
「斬れ味+1」(匠)を発動させても白ゲージが長くなるだけなので、効果は低いが、白ゲージがそこそこ長くなるので、全くの無駄と言う訳でもない。
「業物」(斬れ味)でも良いじゃろう。
斬れ味ゲージが良くないので、ヒットストップが掛かり難い。
斬れ味低下による攻撃の弾かれを防止する意味で「心眼」(剣術)を発動させるのも悪くない。
低い攻撃力を手数でカバーするべし!

「ルナティックローズ」は、毒310と、「ゲリョフランキスカ改」と比べて控えめだが攻撃力が406と状態異常武器では、破格の攻撃力を持っている。
「斬れ味+1」(匠)を発動させると、そこそこ使える紫ゲージが出るので、「斬れ味+1」(匠)を発動させるのもアリじゃ!
状態異常武器でありながら、物理ダメージも期待出来る武器じゃ。
素で非常に長い青ゲージがあるので、あえて砥石を使わないで、ヒットストップを発生させない戦法もある。
斬れ味 紫、白だとヒットストップが発生するが、青だと発生しない肉質が結構あるので、覚えておくと良い。

どちらを使うか?だが、効率を考えれば、「ルナティックローズ」じゃな。
ただ、わしは、「ゲリョフランキスカ改」を好んで使う。
理由は、「好きだから」じゃ。
こういった、メンタルな部分も地蔵流では大事にしておる。
効率だけでなく、自分にしっくり来る武器を選ぶのも大事じゃぞ。
「テオ・エンブレム」
「砕光の恒剣」


どちらも爆破の剣じゃ。
「テオ・エンブレム」は、攻撃力が350と控えめじゃが、爆破500と目を疑う様な数値じゃ!
この剣を適当に振り回しているだけで、初めの頃は、爆破がすぐに起こるじゃろう。
素で結構長い白ゲージがあるが、「斬れ味+1」(匠)を発動させると、結構長い紫ゲージが表れるので、物理ダメージもそれなりに期待出来る。
弱点は、スロットが無い事。
これは、結構大きい。


「砕光の恒剣」は、攻撃力378と「テオ・エンブレム」より若干多め。
爆破は、390と「テオ・エンブレム」より低め。
でも、スロットが2あるので、スキルを発動させやすいじゃろう。

どちらを使った方が良いのか?
悩む所じゃが、昔、実験したメモが残っていたので、紹介する。
ダメージを比べたメモなんじゃが、どんな設定で計算したのかが残っていないのであくまでも参考程度に見てくれ。

「テオ・エンブレム」

60回攻撃した時→2430(2530)
120回攻撃した時→4660(4760)
180回攻撃した時→6690(6790)
240回攻撃した時→8620(8920)

「砕光の恒剣」

60回攻撃した時→2350
120回攻撃した時→4700
180回攻撃した時→7050
240回攻撃した時→9400

これは、斬れ味が同じで、同じ部位を攻撃した時のダメージで、爆破によるダメージも含まれておる。
ちなみに「テオ・エンブレム」のダメージの横のカッコで囲まれた数字は、スキル「ボマー」(爆弾強化)を発動させて爆破を600にした時の数値だ。

比べてみると、攻撃を60回した時点では、「テオ・エンブレム」が優っている。
攻撃を120回行った辺りで逆転する。
「ボマー」(爆弾強化)を入れた「テオ・エンブレム」は、辛うじて優っている。
180回攻撃を行った時点で、「砕光の恒剣」の圧勝じゃ。
「ボマー」(爆弾強化)を入れた「テオ・エンブレム」でも及ばず。

まとめると、4人パーティなどの様な短期決戦の場合は、「テオ・エンブレム」。
ソロや時間がかかりそうなら「砕光の恒剣」と言えるのではないか。

毒か?爆破か?

毒属性も爆破属性も汎用性があるが、はやり敵によって使い分けるとより効果を発揮する。
わしの独断と偏見でどの敵にどちらが有効かをまとめてみた。
参考にするが良い。

ちなみに表の「初期値」と言うのは、そのモンスターの 初期の耐性じゃ。
徐々に耐性が上昇して行くが「最大」と書かれて数値以上は上がらない。
ここに書かれていないモンスターもおるが、状態異常攻撃が効かないと言うのではなく、単に資料がないからじゃ。

毒が有効なモンスター表
爆破が有効なモンスター表

最後に・・・・・

「地の巻」 「水の巻」 「火の巻」 「風の巻」 「空の巻」 と、指南して来たが、全てを読んで理解すれば、そなたは、立派な、地蔵流剣士じゃ!
しかし、剣の道は、まだまだ奥がある。
地蔵流に囚われず、自分自身の片手剣術を開眼して欲しい。

最後にひとつ。
モンスターハンターは、色々な遊び方がある。
効率を求めて強さを目指す者。
ファッションを求めて見た目を重視する者。
強さよりも便利さを追及する者。
人それぞれじゃ。
大事なのは、他人の価値観を認める事。
自分の求める道と違うからと言って、他人に自分の価値観を押し付けたり、批判してはならぬ。
それを忘れずにそれぞれの道を進んで行って欲しい。

これにて、地蔵流剣術指南は、終了とする!



地蔵流片手剣道場 トップページへ

スポンサーリンク